リモートワークに欠かせない、オンライン勤怠管理システム。こちらは、勤怠記録の整合性や作業の効率化という観点からも重要ですが、何よりも「従業員のメンタルケア」といった部分でご活用いただけるツールとなります。自宅で業務とプライベートのオン/オフを切り替えるのは難しく、スポーツ選手に見られるルーティンの様に、頭を切り替えるスイッチが必要です。「業務開始はノートPCを開いてクリックインした時」「業務終了はクリックアウトしてノートPCを閉じた時」といった形で、従業員の皆さんが頭を切り替え、健全な自宅勤務を行える環境を作るために、この様なツールをご利用いただけたらと考えております。
SolutionPortでは、今までも従業員マネジメント情報を共有させていただくためにセミナーやウェビナーを開催しており、こちらが用意した情報をお伝えする形といった形式でしたが、今回の無料ウェビナー企画では、アンケートによって予め集めた内容を基に、情報や解決策の共有ができたらと考えております。
今回は、世の中で「New-Norm」(新しいスタンダード)となる言われている「リモートワーク」に関してお話します!
MITの研究によると、リモートワークを導入する事によって、90%の人が「自身と家族の生活が向上した」と報告し、85%の人が「仕事のストレスが軽減した」、また80%の人が「士気やエンゲージメントが向上した」と言及しており、62%の人が「より信用/尊重されている」と感じ、93%もの人が「以前よりも協力体制が強まったと信じた」というメリットがあるという事ですが、これはリモートワークを行う準備ができている状態という事を踏まえると、今回の様に突然リモートワークを強いられた状況では、色々と見直す所が多いのかと存じます。
そこで、HRで長年研究されているこの分野に関して、情報を整理すると共に、アンケートによって抽出された皆さまの課題に対して、お答えする形のウェビナーを行いたいと考えております。
・周りの動向が分かる! (PPPの申請状況は?レイオフは??)
・他社の悩み事や取り組みが分かる!! (リモートワークの課題は???)
・その対処法をプロが解説!!! (HRの分野では以前から研究されている?!)
・4/24(金): 12:00pm ET, 3:00pm ET, 6:00pm ET
・4/28(火): 12:00pm ET, 3:00pm ET, 6:00pm ET
・4/29(水): 12:00pm ET, 3:00pm ET, 6:00pm ET
( 全て同じ内容となります。また、ウェビナー時間は1時間以内を予定しております)
リンク先のアンケートにご回答いただきましたら、ウェビナーURLとPasswordをお知らせ致します。
新型コロナウィルス・COVID-19の影響によって、世界中のビジネスや生活に大きな変化がもたらされ、特にこの2-3週間はコロナ対策法案関連への対応で、忙しく動かれた方も多いのではないでしょうか。多くの情報が錯綜する中、従業員マネジメントに関して今すべき事、コロナ騒動終息後に向けてやっておくべき事など、多くのチャレンジが待ち受けている状況かと思います。そこで、今回はそれらのチャレンジに関して少し整理させていただきました。
■ レギュレーション対応
a) FFCRA (Families First Coronavirus Response Act)
従業員が500人未満の組織が対象となり、基本的には従来の有給休暇とは別の有給病気休暇を与える緊急版Sick Timeと、従来のFMLAの使用用途を広げた拡大版FMLA(一部有給となる)の付与を義務付けたものになります。特徴として、この有給休暇に対する費用は税金で調整され、会社負担が無いというものになっていますが、細かい内容が追加される場合があるので都度確認が必要です。
b) CARES Act (Coronavirus Aid, Relief, and Economic Security Act)
新型コロナウィルスの影響を受けた個人や中小企業に対する救済策で、2兆ドルもの予算の中で、個人に対する$1,200、失業保険を通常レートに一週間あたり$600追加する事に加え、従業員が500人未満の企業に対しては、一定条件で返済不要のローンであるPaycheck Protection Programや、業務停止や大幅な売上減の際に低金利でローンを受ける事ができるEmployee Retention Programなど、数多くの支援措置があるため、詳細を確認する必要があります。
c) その他
エリアによってはNYのCOVID-19 Leaveの様に、連邦法とは異なるレギュレーションを設けている場合があるので、注意が必要です。
■ 雇用
a) 勤務時間と給与
・給与レベルの再検討 (減給は有り得るのか、など)
・勤務時間の再検討 (従来通りの勤務時間で良いのか、など)
b) 従業員の人数
・レイオフやFurloughの検討 (人員削減をするのか、など)
・再雇用プランの立案 (人員削減後、どの様に雇用していくのか、など)
■ リモートワークへの対応
a) ルールの確認
・リモートワークポリシーの作成 (どこまでが会社の責任となるのか、など)
・ホームオフィスの際にReimburseすべき費用の精査 (インターネット料金、携帯電話代など)
b) 従業員管理
・勤怠管理ツールの導入 (タイムシート、状況の共有など)
・コミュニケーション方法の確立 (手法、タイミングなど)
・メンタルヘルスのサポート
■ 雇用主
・ビジネスの見直し (ターゲット、対応する人員など)
・働き方の見直し (リモートワークの扱いなど)
・人員の見直し (買い手市場になる?!)
■ 個人
・専門スキルのブラッシュアップ (HR、マネジメントなど)
・語学のレベルアップ (文章力、会話力など)
リモートワークに欠かせない、オンライン勤怠管理システム。こちらは、勤怠記録の整合性や作業の効率化という観点からも重要ですが、何よりも「従業員のメンタルケア」といった部分でご活用いただけるツールとなります。自宅で業務とプライベートのオン/オフを切り替えるのは難しく、スポーツ選手に見られるルーティンの様に、頭を切り替えるスイッチが必要です。「業務開始はノートPCを開いてクリックインした時」「業務終了はクリックアウトしてノートPCを閉じた時」といった形で、従業員の皆さんが頭を切り替え、健全な自宅勤務を行える環境を作るために、この様なツールをご利用いただけたらと考えております。
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